2010年 09月 08日
事務所を片付けた際、懐かしいものが出てきました。 今では活躍することのない写植の見本帳とスケール。 現在、DTPには欠かせないフォントですが、 20年以上前は写植は欠かせないものでした。 書体指定、Q数指定、行間指定、字間指定。 また、数字や記号、飾りケイまで写植で指定していました。 見本帳を見ていると書体もバランスよく、美しい書体も多かったと思います。 石井細明朝体、中明朝、太明朝、特太明朝、中ゴ、中太ゴ、太ゴ、 ゴナ、ナール、ゴーシャ、スーボ、ゴカール、ロゴラインなどなど。 写植を頼むときの原稿指定の仕方、また校正の入れ方など独特の書き方や記号があり、 発注する前には間違えたらどうしようという不安とともに緊張したものです。 行間指定で送りとアキを間違えたり、スケールで計っているにもかかわらず、 文字がうまく入らなかったりと失敗も多くしましたが、 そのおかげで今の自分があるのだと思います。
by na-design
| 2010-09-08 14:06
| デザイン
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