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2010年 04月 16日
CSで下位バージョンを開く〈Illustrator 〉
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先日、発表があったAdobe Creative Suite 5(CS5)が5月28日発売されます。
250以上の新機能が追加され、さらに使いやすくなっているようです。

このCS5、どのぐらいのユーザーが使用するでしょう?
使用環境はMacの場合、CPUにIntel Multi-core Processor搭載、
OSはMac OS v10.5.7またはv10.6になり、PPCでは使用できません。
しかし、多くの現場ではまだまだ、G4、G5などのマシンが使われているでしょう。
そのような環境の場合では、マシンの買い替えが必須になり、かなりの出費になります。
そう考えると、様子見のユーザーが多数ではないでしょうか。

デザイン・制作で一番使われているであろうIllustratorは、
それぞれの現場でマシン環境、OS、アプリケーションのバージョンなどが
バラバラで制作側がCS以上、印刷現場が下位バージョンなんてことがあります。
また、過去データの下位バージョンを流用して、リ・デザインする場合もあります。

その場合、CSと下位バージョンではテキストエンジンが違うため、
テキスト部にズレが出てしまったり、テキストが分割されてしまったりします。

下位バージョンのファイルを開くとき、テキストデータを更新しないで開き、
テキストオブジェクトをコピーしてから、更新すると元データがグレー表示され、
ズレがわかり元の状態を確認しながら、編集できます。

by na-design | 2010-04-16 13:36 | DTP


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