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2010年 06月 30日
画像の色調補正
デザイン制作で画像を提供されることがありますが
この画像が暗かったり、赤かったり、黄色かったり色かぶりを起こしている場合があります。

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こういった画像はPhotoshopを使って、色調補正を行います。
基本的に色調補正は調整レイヤーを作成し、いつでも元の画像に戻せるようにします。

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暗い画像はトーンカーブを使用します。
[レイヤー>新規調整レイヤー>トーンカーブ]で調整レイヤーを作成します。
トーンカーブダイアログボックスの右上が明るい部分、左下が暗い部分を表しています。
このカーブを調節し、明るさをコントロールします。

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カーブを上げると明るく、下げると暗くなり、
S字に曲げるとコントラストが強くなります。

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キーボードのオプションキーを押しながら画像の上にポインタを置くと
その部分の色の明るさがわかります。

色かぶりを起こしている画像の場合は、RGBそれぞれのカーブを調節し、
かぶっている色味を抑えたりすることができます。

また、部分的に調整したい場合にはその部分を選択範囲を作成し、
調整レイヤーを作成するとレイヤーマスクが作成されますので、
部分的な調整には便利です。
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by na-design | 2010-06-30 15:45 | DTP
2010年 06月 29日
RGB→CMYK変換
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デジタルカメラや素材集、レンタルフォトなど、
デザイン制作で使用される画像はRGBで提供される場合がほとんどです。

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印刷するには全てのデータをCMYKで入稿しなくてはいけません。
そのため、RGBのデータをCMYKに変換する必要があるのです。
簡単に変換するにはPhotoshopでイメージ>モードでCMYKに変換する方法です。
この変換ではPhotoshopのカラー設定で選んであるプロファイルにより変換されます。
(一般的に、印刷用で選ばれているのは[プリプレス用-日本2]です。)
また、印刷会社さん独自のプロファイルもありますので
親しい印刷会社さんがあれば手に入れることもできるかもしれません。

以前は、ポジフィルムからアタリをとって、
ポジと一緒に印刷会社さんへ渡すまでがデザイナーの仕事範囲で
製版担当のプロの方に版を作っていただいていました。

現在では画像データになり、印刷時の写真の仕上りまでを見据えた
画像処理・加工までがデザイナーの仕事範囲になっています。
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by na-design | 2010-06-29 14:32 | DTP
2010年 06月 28日
モノクロ画像の階調
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デザイン制作ではモノクロ画像を使用する場合があります。
カラー印刷の中のモノクロ画像であったり、単色刷りの場合などにも使用します。

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カラー画像を単純にグレースケールに変換する方法もありますが、
グレースケールは画像の明るさ(明度)の情報によりグレースケール化されますので、
色合いの微妙な表現が難しくなってしまいます。

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モノクロ画像に変換する方法は
調整レイヤー(色相・彩度)を2つ作成し、上の調整レイヤーで[彩度:-100]に設定し、
全体をモノクロ画像にします。
下の調整レイヤーでは[色相][彩度][明度]のそれぞれのスライダを調節することで、
モノクロ画像の色を調節することができます。

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もう一つはCS3以降のバージョンに追加された[白黒...]
イメージ>色調補正>白黒...(option-shift+⌘+B)で色合いごとに明るさを調節することができます。
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by na-design | 2010-06-28 14:27 | DTP
2010年 06月 25日
データチェック
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デザイン・制作された最終データは印刷会社や出力センターに渡しますが、
取引のある印刷会社さんなどへは、入稿の際に指示書と同時に色の確認・指示などできるのですが、
最近はコスト削減のため、ネット上の印刷屋さんへ入稿する場合もあり、
色校正が出せない、連絡はメールだけなど制作者側の意向を伝えきれない場合もあります。

印刷、出力上のトラブルを防ぐため、
フォントの有無、画像のリンク、バージョンなどの確認をしなければなりません。

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最終データの出力サンプルを添付するのはもちろん、入稿仕様書を書き添えて依頼します。
入稿仕様書は、制作内容についてのバージョンやOS、フォント、画像などが
どのように制作されているのかを記入するシートで
制作側の確認と同時に印刷・出力側への指示書になります。

また、データ内のトンボの塗り足しやオーバープリント、
配置画像の解像度などが足りているかなど必ずチェックしましょう。
修正が繰り返されたりしていると漏れている場合などがあるからです。
デザイナーの管理する範囲は以前より広くなっていますので
後々、トラブルの起きないよう気をつけましょう。
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by na-design | 2010-06-25 14:54 | DTP
2010年 06月 24日
印刷に使用する画像処理[アンシャープマスク]
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今ではデジタルカメラで撮影された画像が多くの印刷物に使われています。
デジタルデータの画像はピクセルで階調を表しているためシャープさが今ひとつ。
風景などはあまりわかりませんが、被写体にピントが合っているのに
エッジがボケて見えることがあります。
そんな画像はアンシャープマスクで補正します。

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画像を開き、フィルタ>シャープ>アンシャープマスク...を選択すると、
ダイアログボックスが開き、量、半径、しきい値を設定します。
【量】はコントラストの量で、スライダを右に動かすと数値が上がり、
コントラストが強くなります。
【半径】はどの程度の範囲に処理を施すかで、数値が大きくなれば範囲も広がります。
【しきい値】処理を行う階調差を決めます。
0は全てのピクセルが対象。数値が大きくなるほど快調差の大きいところに適用されます。

アンシャープマスクは画像を配置、サイズが決定した段階でかけます。
アンシャープマスク適用後にリサイズなどを行うと階調を失い、
シャープな画像にはならなくなってしまいます。
また、何度もアンシャープマスクを適用した場合も階調は減少しますので注意が必要です。

印刷物に使用する画像にはアンシャープマスクを多少強めにかけた方が
よい仕上りになるようです。
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by na-design | 2010-06-24 16:35 | DTP
2010年 06月 23日
デザインレイアウト作業
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デザインのレイアウトは、
素材を用意してから、それぞれサイズや配置を考える方法、
メインになる素材を配置してから、他の要素を配置していく方法など
考え方、進め方はデザイナーによって違います。

デザイン制作は過程の作業は見てくれません。
最終的に出来上がったもの、結果でしか見られないのです。
成果物はコンセプト、目的に合ったデザインレイアウトになっていなければなりません。

修正や変更の繰り返しで時間がかかったり、途中で目的を見失ったり、
当初のデザインが違った方向で仕上がることもあります。

デザインレイアウトは、まず仕上がりサイズの用紙を用意し、
画像のイメージ、キャッチコピー、ボディコピー、イラストレーションなど
必要な要素、仕上りをイメージし、ラフスケッチを起こし、
同時に素材の準備・手配、作業の流れを考えます。

いきなりコンピュータに向かう人もいるでしょう。
しかし、始めにデザインを考え、必要なものは何か、
誰がどの素材を集めるのかなどの役割分担、スケジュールなど、
作業の流れ、計画をたててから作業に入れば、スムーズに進行できるのです。

また、不明なことは後ではなく、すぐに確認します。
後回しにすると聞きづらくなったり、忘れてしまうこともあるから。
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by na-design | 2010-06-23 15:57 | デザイン
2010年 06月 22日
Adobe Illustrator CS5
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CS5が発売され、1ヶ月が経とうとしています。
今までCS3をメインに使っていたため、急にバージョンを変えることはできないので、
少しずつですがCS5をいじっています。
まず最初に環境設定を見ますが大きく変わっているものはありません。

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早速、⌘N(新規ドキュメメント作成)でダイアログボックスが開きます。
ここでドキュメントの詳細な設定ができてしまいます。
・アートボードを複数作成できます。
 ボードの間隔、並べ方も選べ、ある程度のページものには便利かもしれません。

・サイズ設定
 従来通り、規定サイズ、数値設定が可能です。裁ち落とし寸法も設定可能。

・詳細設定
 CMYKとRGBのカラーモード選択
 ラスタライズ効果で解像度選択
 デフォルト、ピクセル、オーバープリントを選択できるプレビューモード

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上記設定をOKするとドキュメントが作成されます。
今まで作成されたドキュメントはホワイトベースにサイズの枠があるだけでしたが、
CS5では周りがわずかにグレーになっており、指定サイズの用紙があるように表示されます。
もちろん、裁ち落としの枠も表示されます。
メニューバーには以前あった「フィルタ」はなくなりました。
「効果」と統合されたようです。

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トンボはオブジェクト>トリムエリアで固定トンボ。
フィルタ>クリエイト>トリムマークで任意のトンボを作成していましたが、
CS5では、効果>トリムマークで固定トンボ。
オブジェクト>トリムマークを作成で任意のトンボを作成できます。
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by na-design | 2010-06-22 15:11 | DTP
2010年 06月 21日
画像の階調[レベル補正]
画像のデータではその画像の持つ階調が重要になります。
階調は画像の色合いの濃淡でこの幅が広いほど写真に深見や奥行きが感じられます。
画像を修正・加工していくと、この階調は失われやすくなります。
階調の少ない画像はイラストレーションのようになってしまいます。

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階調の確認はレベル補正ダイアログボックスのヒストグラムで確認できます。
階調のある画像は密度のあるゆるやかな曲線で表されます。

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色調補正、フィルタによる加工などを行うとヒストグラムに隙間ができ、
階調が失われているのがわかります。

階調を保つためには明るさ、色の彩度を大きく変更をしないこと。
また、フィルタを強くかけないことを心がけます。
それでも加工が必要な場合には、調整レイヤーなどを使用し、
画像の階調をできるだけ保持できるよう工夫が必要です。
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by na-design | 2010-06-21 14:31 | DTP
2010年 06月 18日
効果的な画像
デザイン・制作では様々な画像が使用されます。
プロカメラマンにより撮影された画像、画像処理された画像、スナップ程度の画像など。

プロカメラマンにより撮影された画像は、
使用される目的がはっきりしており、それに合わせた露出やライティング、
アングルで撮影されます。
画像処理された画像は、レタッチャーにより美しくなり、3Dなどと併用され、
使用目的に最適な状態で制作されます。

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最近多いなと思うのはデジカメでスナップのように撮られた画像。
今のデジカメは高機能でそこそこの写真は誰でもカンタンに撮れるようになりましたが、
広告やパンフレットなどに使用するには不適切なものが多いのです。
解像度、ライティングや露出、アングル、背景などに気を使って撮ってくれればよいのですが、
「不要なものは後で消せばいい」とか「色は変えられるよね」とかの依頼が多いのです。

はっきり言って元の画像が良くなければ修正・加工するにも限界があります。
ピントが合っていないものはどんなに補正・加工をかけても合わないのです。

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質の高い仕上りを求めるクライアントと
質の高いデザインを創ろうとするデザイナーなのですから、
より効果的な画像で最適な成果物を創っていきたいものです。
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by na-design | 2010-06-18 14:08 | デザイン
2010年 06月 17日
配置画像のファイルフォーマット
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デザイン・制作時に配置される画像のフォーマット。

IllustratorやInDesignへ配置する際、最終出力.印刷工程を考え、
画像はEPS保存して配置し、レイアウトソフトもアウトライン化後、
EPS保存して出力へ渡していました。
EPS形式で保存されるデータ量は大きくなり、
以前はHDDを持ち歩いている人もいました。(今はほとんどUSBですけどね)

現在では、IllustratorもInDesignもPhotoshopのネイティブフォーマットを扱え、
データ量も抑えられ、デザイン・制作する側にとっては便利になっています。

ネイティブフォーマットのメリットは多く、
レイヤーを統合する必要もなく、さらに透明部分を保持できるため、
修正や変更があってもそれまでの過程のファイルを
一つひとつとっておく必要がなくなりました。
また、クリッピングパスも使用せず、ボケ足のある画像もそのまま配置することできます。

メリットの多いネイティブフォーマットですが、最終出力・印刷会社への確認が必要です。
出力側のRIPの対応により、出力・印刷ができない場合があるからです。
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by na-design | 2010-06-17 14:40 | DTP