2010年 04月 14日
ユニバーサルデザイン(UD)とは、文化や言語・国籍、性別、年齢といった差異、 障害や能力の如何を問わずに利用することができる施設や製品・情報のデザインです。 バリアフリーの概念が発展したものと言われ、 バリアフリーが障害を持つ人を対象にしているのに対し、UDは全ての人を対象にしています。 以下ユニバーサルデザインセンターによるUDの7原則です。 −The Center for Universal Design, NC State Universityによる7原則− ・どんな人でも公平に使えること ・使う上で自由度が高いこと ・使い方が簡単で、すぐに分かること ・必要な情報がすぐに分かること ・うっかりミスが危険につながらないこと ・身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること) ・接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること これらの原則は身近にあるプロダクトデザインだけでなく、 グラフィックにも活かすことができます。 目にするものには海外製品等の取扱説明書があります。 言語の違う地域にそれぞれの文字で表記するだけでなく、 誰が見てもわかるように図やイラスト、写真が使われています。 また、アイコンやサインもUDと同じ考え方で作られているものが多数あります。
by na-design
| 2010-04-14 13:53
| デザイン
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